復刻部門グランプリ

搭載するキャリバー11は、1969年に発表された世界初の自動巻き式クロノグラフムーブメントであるクロノマチックを再現している。シンボルでもある左リューズは、モジュール構造だったためで、これに対しては開発陣からも意見が分かれたようだが、陣頭指揮を執ったジャック・ホイヤー氏は、それがむしろ個性になると判断したと後年語っている。

タグ・ホイヤー
ホイヤー モナコ
キャリバー11
クロノグラフ

支持を集めたのは
時代を超越した
アヴァンギャルド
このカテゴリーは多様化ゆえ、評価軸もさまざまで、世代によって受け取るイメージも大きく異なる。ただ共通した認識は、そのモデルに本来の魅力があるか、復刻に値する価値を備えているか。つまり氏素性に加え、現代的な解釈がなされているかということだ。その点でタグ・ホイヤーのモナコに異論はないだろう。しかも限定でない。他ブランドも評価は高かったものの、すでにほぼ完売ということが影響した。自動巻き。664,200円(税込)。
(問)LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー☎03-3613-3921

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復刻部門ノミネート

BRAND
ORIS
NAME
ダイバース 65
Ref NO.
733 7707 4064-07 4 20 18
PRICE
¥209,000(税込)
DETAIL
レトロデザインが世代を超えて支持
1965年発表のアーカイブを復刻。レトロなダイバーズデザインがむしろ新鮮。ケースは40㎜に大径化し、10気圧防水はマリンレジャー向き。 全文表示

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BRAND
IWC
NAME
ポルトギーゼ ハンドワインド エイトデイズ 75th アニバーサリー
Ref NO.
IW510205
PRICE
¥1,188,000(税込)
DETAIL
稀少な初代のデザインを再現
基幹モデルの75周年記念は、初代のデザインを忠実に再現した。カレンダーの搭載には意見が分かれるが、現代の時計であることを主張する。 全文表示

BRAND
BVLGARI
NAME
ディアゴノ スクーバ
Ref NO.
DP41BSSSD
PRICE
¥858,000(税込)
DETAIL
中身も一新した復活ダイバーズ
本格スポーツウォッチとして定評のあるコレクションが再始動。大径化したケースには、自社キャリバーを搭載。300m防水にも関わらず、厚みを抑える。 全文表示

BRAND
GRAND SEIKO
NAME
62GS 限定モデル (復刻デザイン)
Ref NO.
SBGR091
PRICE
¥1,980,000(税込)
DETAIL
55周年を祝して初自動巻きを復刻
GS 誕生55周年のヒストリカルコレクションは、1967年登場の初の自動巻き式モデルを復刻。数量限定100本。 全文表示

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BRAND
LONGINES
NAME
ロンジン ヘリテージ ダイバー 1967
Ref NO.
L2.808.4.52.6
PRICE
¥418,000(税込)
DETAIL
ベゼル色が特徴のダイビングクロノ
ロンジンミュージアム所蔵の1967年製ダイバーズにインスパイアされたクロノグラフ。バーガンディのベゼルとルミノバのコントラストが映える。 全文表示

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BRAND
GIRARD-PERREGAUX
NAME
ヴィンテージ 1945 スモールセコンド&デイト 70周年記念モデル
Ref NO.
25835-11-1501-SBBBA
PRICE
¥1,177,000(税込)
DETAIL
日本限定のサイズとデザイン
70周年を祝した日本限定は、初代のデザインに小さめのケースサイズとフォルムが合う。その人気ゆえ、すでに市中在庫のみ。 全文表示

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価格は全て税込の総額表示です。
本サイトに掲載されている商品の取り扱い状況につきましては、2015年12月10日時点のものとなります。
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タイムレスな魅力が
懐かしくも新鮮に映る

吉田ブルガリのディアゴノは復刻?むしろ復活じゃない?

松阿彌しばらく休止していたから、待ってた人は多かったと思うな

柴田僕もこのシリーズは好きだった。防水性も本格的だったしね。

吉田サイズはより大きくなったね。以前はブルーダイヤルもあったな。

松山でも復刻とはいえ、作りは断然良くなっているね。

髙木さすが自社ファクトリーを持つだけある。

松阿彌オリスはアーカイブの中でもよく見つけてきた。

柴田ストラップの仕様まで当時流行ったダイバーズスタイルにこだわってるし。

髙木インターは即完売したみたい。

吉田IWCをインターと呼ぶ人にはウケるでしょう(笑)。

柴田それにしても復刻は本当にバリエーションが豊か。トレンドを追いがちな新作に比べると、そこに新鮮味があるともいえるよね。

髙木GPの70周年もある。アニバーサリーウォッチというのも狙い目だ。

吉田その点、セイコーは毎年復刻が出るのでわからなくなっちゃうな。

松阿彌海外での評価が高いから。

松山コレクターが多いよね。海外ジャーナリストと会うと、セイコーの話がよく出るし。ロレックスのようなイメージなのかもね。

松阿彌若い人でもGS好きは確実に増えてますよ。

髙木そういう意味では復刻として正しいのかも。ただモナコもいい。初代に忠実で。

柴田それに価格も魅力。レギュラーのモナコを持ってるけれど、これは欲しい。

松山ホイヤーロゴっていうのがいい。

髙木新しい自社キャリバーもホイヤー01だし、“タグ”なしっていうのがあらためて注目を集めるかもね。

柴田ロンジンも雰囲気が良いね。

吉田アルミ風のベゼルに60年代の時代感が出てる。

中里この色はなかなか洒落てますよ。

吉田こうしてみるとコストパフォーマンスでいけばオリス。こだわりならタグ・ホイヤーかな。

中里でも復刻って評価の軸足をどこに置くかがポイント。デザインや機械を忠実に再現することを良しとするか、新しい市場を開拓するような魅力を持っているものを評価するのか。

髙木中身をそのまま再現するっていうことは絶対にないから。

市塚いまの技術で作っているから現代の使い勝手にマッチするということもありますよね。たとえばモナコも10気圧防水になり、風防もサファイアクリスタルになってます。

吉田面白いのはハイブランドがやるとあまりウケないこと。ファンはそれを待っていないような気がする。

髙木オリジナル自体に価値があってステイタスだからね。

吉田現行モデルとして買うんだったら何か魅力が加わっていないと満足できないでしょう。

髙木それとあまりオリジナルが知られていないから新鮮に映るということもあるかもね。

吉田書体とかね。

中里GSの話ではないけれど、復刻の魅力って、懐古趣味的に僕らみたいな世代がコレいいじゃんって思うのか、オリジナルを知らない若い人たちが新鮮に感じるのか。

髙木復刻は基本的には限定が多く、レギュラーではないというところに位置づけがあるのかもしれないね。

吉田あくまでもプレミアであり、ニッチな存在であると。

髙木いまはないけれど、やっぱりいい時計だったよね、っていう時計好きの共通認識みたいなことがあるのかも。

市塚確かにデザインは昔っぽい方が良いっていう風潮がある。

柴田見慣れた印象もあって、つけた瞬間から馴染むのもいいですね。加えてタイムレスという点ではやはりモナコに軍配が上がるでしょう。

グランプリ受賞商品

ブランド
TAG HEUER
商品名
キャリバー11
Ref(品番)
CAW211P.FC6356
ムーブメント
自動巻
ケース素材
ステンレススティール
ベルト
カーフストラップ
防水
100m
サイズ
39.0mm
特徴
価格
¥693,000(税込)

各部門グランプリ